華やか生け花大胆に 29日まで三浦市民ホール

 「第68回三浦華道協会展」が28日、三浦市民ホール(同市三崎)で始まった。同協会の会員らによる生け花38点を展示している。29日まで。

 今月から12月にかけて開催している「三浦市文化祭」の一環。会場には、七つの流派のメンバーが出展したリンドウ、ケイトウ、クリ、カエデなど季節の草木を使った作品が並ぶ。竹やヤツデなどは市内で採取したものを用いている。昨年に続いて、市立三崎小学校生け花クラブの児童も参加。同クラブに所属する6人が、ツルウメモドキやススキ、キキョウなど自由な発想でダイナミックに表現した力作を出品している。

 同協会の中村白有会長は「花を生けることを身近に感じてほしい」と来場を呼び掛けている。

 午前10時から午後4時まで。入場無料。

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