台風22号が日本列島に近付いた先週末。
各地で大雨となり、Jリーグの各試合はそうした悪天候の中行われた。
ジュビロ磐田と横浜F・マリノスの試合が開催されたエコパスタジアムも土砂降りであったのだが、それでもあの男の左足の精度に全くブレはなかった。
古巣対戦となった中村俊輔が、フリーキックで魅せた!(02:58から)
1-1で迎えた51分、ペナルティエリアの手前でフリーキックを獲得した磐田。
するとキッカーの中村はGK飯倉大樹と駆け引きを見せ、選んだのはなんと壁の下を通すキック!
相手はこのキックを読みきることができなかったのだが、シュートは惜しくも右サイドのゴールポストを弾き得点にはならなかった。
67分のシーンでも、中村は意表を突いたキックでゴールを狙う!(04:09から)
角度が角度だっただけに誰もがクロスを送るかに思ったのだが、中村はGK飯倉のポジションを察知すると、ゴールのニアサイドへ鋭いキック。
しかし、ボールはわずかに曲がりが足りず、またもやポストを叩き得点にならなかった。
悪天候の中でも、フリーキックでさすがの精度を見せた中村。
試合後、「試合のときは雨はやむと聞いていたけど、あいにくこういう天気の中、帰りも多分キツイと思うけど、足を運んでくださった人、サポーター、ファンの人たちにいいものを見せられて良かったと思う」とコメントした。
※画像は『DAZN』の許諾を得て使用しています