"バスにとってボトム(底)は食堂"! 房総リザーバーマスター・折金一樹が明かす"湖底"の考え方

千葉・房総半島の人気フィールドでフィッシングガイドを行いながら様々なトーナメントに参加するスーパーロコ・折金一樹さんが、この秋に知りたいレンジ攻略法を伝授! 釣りプラスではボトムを意識することの重要性を公開!!

バスを探すその前に、ボトムの重要性を知ろう!!

水温が適温期になり、バスが自由に動き回るような季節になると、世の中では巻き物の釣りを推す声を多く聞くようになる。これはつまり、どこにいるのか分からないバスを探すため、いかに広範囲を素早く探れるかが重要になってくるからだ。しかし、房総リザーバーで活躍するスーパーロコアングラー・折金一樹さんがバスを探す手段は少し違う。

折金さんは、フィールドの状況に応じてエリアを選択し、バスの居るレンジを表層(シャロー)、中層、ボトム(ディープ)にわけて探っていく。そして中でもバスが居るレンジを狙う際に鍵となるのが"ボトム"だという。

折金さん「湖の底というのは、つまるところ巨大な壁。バスがベイトフィッシュを追い込むのに最適な捕食場所となるんです。そして例えば、水深7メートルとセオリーに基づいたバスの居場所を絞り込めたとき、そのボトムを効率よく探る方法として、ディープクランクのドラッギングを選択することが多いです。また、もっとスローに誘いたいときや、食わせを意識したいときにはドライブシャッドやドライブビーバーのヘビキャロも使いますね」

折金さんが考えるボトムの役割。それはバスの捕食場所。バスがボトムにおり、直接捕食するパターンはもちろん、中層に居る魚も、ベイトフィッシュをボトムまで追いこんで捕食しているのだと言う。 この前提があるため、折金さんの攻め手の基本はボトムとなる。
季節感と当日の様子から推理した7メートルの水深で魚の反応が良好!! そこでボトムの水深が7メートルの地点をドラッギングしたところ、バスが次々にヒット!! しかし若干小ぶりなサイズ感に、折金さんは不満のようで…。

取材日、折金さんは"ブリッツ EX-DR"と"ブリッツ MAX-DR"を駆使してバスをキャッチ!! ドラッギング時の潜行深度によって両者を使い分けていた。

ブリッツ EX-DR[O.S.P]
ブリッツ MAX-DR [O.S.P]

ルアーマガジン2017年12月号ではオリキン的レンジ攻略のすべてを大公開

ルアマガ本誌では、ボトム(ディープ)狙いについてさらに深掘り。具体的なドラッギングの釣り方も公開!

また、ボトムだけでなく、
・急な濁りには"表層(シャロー)"が有効
・"中層"は沈んでいる立木周りなどを狙う
など、折金さんが考えるレンジ(水深)攻略法を詳細に解説!!

さらに、折金さんが長年亀山湖で釣りをしてきて導き出した、季節別の有効なレンジの【具体的な深度】も大公開!!

これさえ読めば、秋のリザーバーフィッシングのハードルがグッと下がるはずだ!!

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[文/福重 智宏釣りPLUS

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