adidasのサッカースパイクを語る上で決して欠かすことのできないモデル「プレデター」。
それを代表するモデルの一つ、『プレデター アクセレレイター』のリマスターバージョンとなるシューズコレクションが30日に発表された。
『adidas x David Beckham Capsule Collection』は、元イングランド代表のデイヴィッド・ベッカムとadidasが20年以上にわたって築き上げてきたパートナーシップをセレブレイトする新作コレクション。
ベッカムが輝きを見せたピッチ上での偉大なる瞬間の数々に触発されたデザインが施されている。
コレクションの作成にあたっては、ベッカム自身が中心的な役割を果たし、ロンドンでのコンセプトミーティングやドイツのadidas本社におけるデザイン会議に出向くなどしてきたという。
コンセプト段階で、ベッカムは自らのお気に入りは『プレデター アクセレレイター』であり、さらにレッド・ホワイト・ブラックの3色が自身のキャリアにとって重要なカラーだと語った。
その結果として誕生したのが、トリプルホワイトのスパイク、トリプルレッドのターフシューズ、トリプルブラックのストリートシューズで構成された今回のコレクションである。
以下はベッカムのコメント。
「私自身のキャリアにおける最高の瞬間を振り返ってみると、そのすべてに共通する決定的なテーマのひとつが『Predator』でした。それは常にそこに存在し、ベストのプレーをすることが最も必要とした時の支えとなってくれました。ピッチの上で、フットサルやストリートで履くこのシューズとしてアップデートバージョンをデザインしてみないか、という話がadidasからあった時は、私もここぞとばかりにチャンスに飛びついたのです」
プロダクトデザイン統括副社長のサム・ハンディ氏も語る。
「限定リリースとなる今回のカプセルコレクションは、adidasの豊かな歴史に敬意を表したデザインでありながら、ピークパフォーマンスに必要な要素を満たす最新テクノロジーも搭載しています。スポーツの世界においては、デイヴィッド・ベッカムとadidasとのパートナーシップほど長年にわたるものはごく僅かですし、デイヴィッドとともに彼自身のフットウェアコレクションの仕事ができて、私たち全員がものすごくワクワクさせられました。多くのファンやコレクターにとって、これらの製品は象徴的なアイテムとなる筈です」
今回のコレクションでは、ベッカムのキャリアにおいて代名詞となってきた3つの背番号が各シューズのヒール部分にデザインされている。
トリプルホワイトのスパイクではレアル・マドリー、ロサンゼルス・ギャラクシー時代の「23」、トリプルレッドのターフシューズではマンチェスター・ユナイテッドや代表時代の「7」、トリプルブラックのストリートシューズではミランなどの「32」が刻まれている。
レターリングに至るまで、「プレデター」のオリジナル書体とベッカムの名前と背番号を混ぜ合わせるなど、オーセンティシティから革新につながるデザインとなっている。
白のスパイク『DB アクセレレイター FG/AG』と赤のフットサル向けモデル『DB アクセレレイター TF』は、この後、10月31日0:00よりそれぞれ80足と130足が限定発売。
黒のライフスタイルモデル『DB アクセレレイター UB』のみ少し先で、11月16日0:00より限定80足が販売される。
いずれにしても数が限られているので、欲しい方は早めにチェック!