台風22号の影響で、全国的に悪天候となった先週末。
Jリーグの各試合が雨の中で行われたが、J3でも難しいコンディションでの試合を強いられたゲームがあった。
愛鷹広域公園多目的競技場で行われたアスルクラロ沼津対セレッソ大阪U-23戦だ。
キックオフ直後はそこまで雨脚も強くなく視界良好であったのだが…
20分を越えたあたりから、濃い霧がスタジアムを襲う!
そのため、Jリーグが紹介したセレッソ大阪の決定機のシーンもほとんど何も見えず…。
気象庁によれば、沼津市周辺にある三島市ではこの日午後0時頃に雨脚が強まり、視程(水平方向に見てものの輪郭がはっきりと識別できる最大距離)は3.96kmであったとのこと(午前10時現在は11.3kmだった)。
Jリーグの公式サイトでは「雨時々霧一時雷雨」と紹介されており、試合は雷の影響で56分から18分間にわたって中断に。霧はこの後一時収まったのだが、試合終了間際にまた強くなるという、非常にプレーするのが難しい状況だった。
なお、試合は後半アディショナルタイムの得点で沼津が1-0と勝利。
沼津の尾崎瑛一郎はこの日の天候について、「練習から霧がかかることはあるので、少し慣れてます。試合でここまでかかったのは初めてですが、ピッチの中は意外と見えていました。見てる人のほうがストレス溜まったんじゃないですか?(笑)」と余裕のコメントを残している。