創成館初V 九州高校野球

 第141回九州地区高校野球大会(秋季大会)最終日は30日、宮崎市のKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で決勝が行われ、本県代表の創成館が富島(宮崎)に7-4で競り勝ち、初優勝を飾った。創成館は各地区代表が参加する明治神宮大会(11月10~15日・東京)の出場権を獲得した。県勢の優勝は2008年秋の清峰以来、18季ぶり。

 創成館は初回1死二、三塁から杉原の2点二塁打で先行。続く深見が2ランを放つなど、この回打者9人を送る猛攻で5点を奪った。その後4点を返されたが、八回に徳吉のスクイズと野口の内野安打の間に計2点を加え、突き放した。投げては5-4の三回から伊藤、七回からは川原につなぎ、相手打線をかわした。

 創成館の来春の選抜大会出場(九州4枠)は確実。出場校の選考委員会は来年1月26日、大阪市で開かれる。

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