AFFフットサル選手権2017、開催国ベトナムが4連勝でA組首位突破

 ホーチミン市で開催中のAFFフットサル選手権2017(兼AFCフットサル選手権予選)は10月30日にグループステージ最終節が行われた。既に準決勝進出を決め、AFCフットサル選手権の出場権を獲得しているミゲル・ロドリゴ監督率いる開催国ベトナムは、グループAの首位をかけて、ミャンマーと対戦。試合は3-0でベトナムが勝利し、4連勝で首位突破を決めた。

 この試合では、インドネシア戦でハットトリックの活躍を見せた最年長32歳のフン・チョン・ルアンが、またしても躍動した。引き分け以上で首位突破が決まる試合だったが、ベトナムは立ち上がりから積極的に仕掛けて主導権を握る。相手の堅い守備に阻まれ、なかなかゴールが奪えなかったが、13分にコーナーキックのチャンスからフン・チョン・ルアンが決めて、ベトナムが先制。前半を1-0で折り返す。

 後半はミャンマーが反撃に転じて、一進一退の攻防となる。両チーム譲らずスコアが動かないまま迎えた終盤、ミャンマーが同点ゴールを目指し、捨て身のパワープレーに出たところの裏をついて、ベトナムはさらに2点を追加。試合は結局、チャンスをしっかりとものにしたベトナムが3-0でミャンマーを下して、4連勝でグループA首位突破を決めた。

 この結果、11月1日に行われる準決勝のカードは、ベトナム(A組1位)vsマレーシア(B組2位)、タイ(B組1位)vsミャンマー(A組2位)のカードとなった。

AFFフットサル選手権2017、開催国ベトナムが4連勝でA組首位突破

© 株式会社愛幸