鶴見川の現状や生態系など学ぶ 横浜・綱島サブセンター

 鶴見川流域の環境再生を考えるイベントが29日、横浜市港北区の綱島サブセンターで行われ、大学生や市民ら約40人が流域の現状や生態系について学んだ。トヨタマーケティングジャパンの主催、NPO法人鶴見川流域ネットワーキング共催。

 慶応大の岸由二名誉教授が、オギやアシなどの在来種を枯らす外来種の危険性について説明。地形や生態系などを地図の基準にする独自の考えも解説した。雨天のためフィールドワークは中止となったが、参加者は自分の育った地域の川との関わりを紹介するなど交流を深めた。

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