観光関係者、県道再開に安堵 硫黄山警戒引き下げ

硫黄山の半径1キロの入山規制解除を受け県道小林えびの高原牧園線が全線通行再開となりゲートを開く小林土木事務所職員=31日午後2時、えびの市・えびの高原

 えびの高原(えびの市)の霧島連山・硫黄山(1317メートル)の噴火警戒レベルが「1」(活火山であることに留意)に引き下げられた31日、約半年ぶりに全線の通行が再開された県道小林えびの高原牧園線では早速、同高原から小林市方面へ向かう車が見られた。新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)の警戒範囲の縮小で韓国岳登山も可能となり、紅葉シーズンを迎えた同高原の観光施設関係者は「行楽時季に間に合って良かった」と胸をなで下ろした。

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