川崎市18年度予算編成方針を局室区長に通知

 川崎市は31日、2018年度の予算編成方針を副市長名で各局室区長に通知した。

 予算編成は、策定中の総合計画・第2期実施計画(18〜21年度)の初年度として計画に掲げる施策の着実な推進とともに、持続可能な行財政基盤の構築を基本に置く。主要施策の推進や施策・事業の重点化、効率的な執行などに留意して編成する。

 12月下旬に予算原案を内示し、来年1月中旬の市長査定を経て、2月上旬に予算案を公表する。中長期の行財政運営の指針となる「収支フレーム」(16年3月策定)も見直し、新たに策定する。

 現在の「収支フレーム」では、18年度は4136億円の歳入に対し歳出は4179億円で収支不足は43億円を想定していたが、消費税率引き上げ延期などで126億円まで拡大が見込まれている。

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