悲願の初タイトルへ J1川崎をビッグフラッグで後押し

 サッカーのJリーグ・YBCルヴァン・カップで、悲願の初タイトルを目指す川崎フロンターレを応援しようと、川崎市中原区役所(武蔵小杉駅近く)に31日、ユニホーム形のビッグフラッグが掲げられた。11月4日に埼玉スタジアムで行われる決勝(セレッソ大阪)戦に向け、2日まで掲出され、区内の応援機運を高める。

 JR南武線側の外壁に掲げられたフラッグは、縦15メートル、横17メートルの水色のホームゲーム用ユニホーム形。「いざ青覇!! 聖杯をつかみとれ!!」と記し、「ともに戦う12番目の選手(サポーター)」の意味を込め、背番号12が描かれている。

 ユニホーム形ビッグフラッグは、今年元日の天皇杯決勝前などに同区役所や幸区役所で掲出しており市内庁舎で4度目。チームスタッフや区職員とともに作業をしたサポーターの大学生土肥将海さん(20)は「川崎を青色で盛り上げて、悲願に向けた熱い思いを埼玉スタジアムの選手に届けられれば」と話していた。

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