火山ガス対応で新基準 えびの高原周辺組織

避難基準などについて協議する県やえびの市、自主防災組織の関係者ら=2日午前、えびの市・えびの高原荘

 新燃岳(しんもえだけ)噴火による火山ガスがえびの市のえびの高原で観測された場合に備え、周辺の観光施設などでつくる自主防災組織は2日、二酸化硫黄の濃度に応じて段階的に注意喚起や避難を来場者らに促す新たな基準を決めた。呼吸器に影響する濃度10ppm以上が検出された場合、同高原一帯を立ち入り禁止にする。

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