輝く功績たたえ 神奈川文化賞・スポーツ賞、6人3団体に

 神奈川の文化とスポーツの発展に功績のあった個人・団体に贈られる第66回神奈川文化賞・スポーツ賞(県、神奈川新聞社主催)の贈呈式が文化の日の3日、県立音楽堂(横浜市西区)で行われた。

 文化賞は、20世紀を代表する詩人エズラ・パウンドの名訳などで知られる英文学者の新倉俊一さんら3人に、今後さらなる活躍が期待される文化賞未来賞は、「戦場のコックたち」などの小説で注目を集める作家の深緑野分さんに贈られた。

 スポーツ賞には、全国高校選抜大会、全国高校総体、国民体育大会(少年男子)で3冠を遂げた法政大第二高校ハンドボール部など2人3団体が輝いた。

 賞は1952年に始まり、昨年までに文化賞は308人20団体、スポーツ賞は254人119団体(特別賞、オリンピック賞、パラリンピック賞を含む)、2001年創設の未来賞は29人2団体が受賞している。

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