30代以上の大人が買っていい!GUの990ニット

オンラインショップで早くもソールドアウトが出るほど人気のGUの「990ニット」。990円(税抜)で買えて9種類ものデザインがあるんです!

SNSでも話題のGU「990ニット」って何?

プチプラなのに可愛い!と話題のGUの990ニット。オンラインショップでも争奪戦で、早くもソールドアウトのデザインも。このニットはその名の通り990円(税抜)というプチプラ価格で、10月現在で9種類ものデザインがある上にカラバリも豊富。プチプラニットは他のブランドでも増えていますが、さすがにこの価格は他を探しても見当たりません。

つい欲しくなってしまいますが、トレンド感の強いGUのニットのなかには、30代以上の女性が着ると若作りになってしまうデザインも……。ここでは私が全種類を徹底比較して購入に至った、大人が買うべき一押し商品をご紹介します。

着るだけで今っぽさが楽しめるのはGUアイテムの特権

太めのリブ、タイトフィット、七分袖の三拍子が揃い、使い勝手も◎

9種類のニットを試着してみて、絶対的に一押しなのがフレアスリーブタイトセーター(7分袖) 。

手持ちのボトムスに合わせるだけで今年っぽさが楽しめる

今年トレンドのフレアスリーブがさりげなく楽しめる、使いやすいシンプルなニットです。ちょっと広がった袖のシルエットが特徴的で、一枚でもどことなくオシャレな雰囲気に。「邪魔になるかも?」と気になるフレアスリーブですが、七分丈と短めなので思ったより気になりません。フレアの部分もニットで柔らかな素材なので、アウターもそこまで気にせず羽織れそうです。

横から見てもさりげなくアクセントになるシルエットがポイント

横からみてもさりげなく今っぽいのは気分が上がるポイントです。スリムからワイドまでどんなパンツやスカートとも相性が良く、着回しが効くのも魅力的。このニットがなぜ大人の女性におすすめなのか、具体的にご紹介していきます。

フレアスリーブタイトセーターがおすすめな3つの理由

1. 太めのリブ&品良く見えるハイゲージの素材

太めのリブは一枚でもサマになる

プチプラでも、絶対に安っぽくは見せたくないですよね。「ざっくりニット」と呼ばれるローゲージ(編み目の粗いもの)ニットは素材感が目立つので、どうしてもお値段の差が出がち。プチプラニットは高見えするハイゲージ(編み目の詰まったもの)を狙うのがおすすめです。ハイゲージの方がきれいめに見えるというメリットもあります。

スリーブ部分で編み目が切り替わっているこだわりのディテール

その点こちらのフレアスリーブタイトセーターは編み目も細かいので合格! 全体的に太めのリブで、スリーブや身頃の裾が細かい編み目に切り替わっているデザインもアクセントになっています。オフホワイトは若干透け感が気になったので、インナーを気にせず着られるブラックがおすすめ。発色が良いレッドや少しくすんだブルーもコーディネートしやすそうです。

2. 着やせ効果のあるジャストフィットなサイズ感

どうしても丸みを帯びてくる30代以上の女性は、ついゆったりしたオーバーサイズを選びがち……。ですが「覆って体型カバー」というアイデアは、実はさらに体を大きく見せてしまう場合もあるんです。

ニット自体がボリュームが出やすい素材なので、ボトムスでバランスを取るのが重要なのですが、最近はスキニーよりもワイドパンツなど太めが主流ですよね。上下共に大きめシルエットだと着ぶくれするので、ボトムスを選ばず合わせられるという点でもジャストサイズがおすすめです。このフレアスリーブセーターは、9種類の中でもシンプルで胴回りが自然にフィットするので、大人でも安心して着られます。

3. 大人も似合う甘すぎないトレンド感

スリーブとのバランスが取れるよう計算された、詰まったクルーネック

適度なトレンド感は大人の女性にも必要!ですがGUは10代、20代にも愛用者が多いので、なかには若すぎると感じるトレンドも……。そこで避けたいのは「甘いディテール」と「ルーズすぎるカジュアル」。

残念ながらカジュアル過ぎるとだらしなく見えてしまったり、甘すぎるとイタい感じに見えてしまうのが30代。GUに限らず、フリルやリボン、オーバーサイズすぎるアイテムは要注意です。

GU990ニットのなかには、ショルダーフリルセーターや、発売してすぐ人気に火が着いたスカラップヘムセーターなど可愛いデザインも多いですが、そういった理由からも、フレアスリーブを悪目立ちさせず、カジュアルにも使いやすいよう詰まったクルーネックに仕上げるなど、全体的に計算されたフレアスリーブタイトセーターはやっぱり優秀。

スッキリしたシルエットとトレンド感のさじ加減が絶妙なこのニットはこの秋ヘビロテ間違いなし。是非トライしてみて下さいね!

(文:横瀬 真知子)

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