ついに日本にやって来るアメリカのドナルド・トランプ大統領。
彼はサッカーとの関係がないようである人物でもある。ここでは、あらためてその関係性を振り返ってみる。
学生時代にサッカーをプレー
『Business Insider』によれば、ニューヨーク・ミリタリー・アカデミー在学中にサッカーに興じていたという。ただし、野球とアメフトのチームにも所属していたそう。
同時のクラスメイトはこう語っている。
「彼は素晴らしいアスリートだった。ピッチャーとしてプロになれたかもしれない。
80マイル(時速128km)ほどで投げていたと思う。私はキャッチャーで、彼のせいで毎日手がアザだらけだった…。
アメフトもできたか?サッカーもできたかって?
彼はやりたいものを何だってできたさ。フィジカル的にもメンタル的にも才能に恵まれていたからね」
ちなみに、米メディアでは、もしトランプがサッカーをやるならそのポジションは“右ウィング”とも。
英カップ戦の組み合わせ抽選をやる
今から26年前の出来事。1991-92シーズンのランベローズカップ(現カラバオ・カップ)5回戦の組み合わせ抽選に参加したトランプ。
『Guardian』によれば、当時の関係者は「トランプはフットボールのことも、ランベローズカップが何かも分かっていなかった」と明かしたとか。
ただし、トランプ自身は「(サッカーを)プレーしたものさ。素晴らしいゲームだ、サッカーは大好きだよ。実際、私は高校でプレーしていたからね」と述べていたとのこと。
息子バロン・トランプ君がMLSのユースに所属
メラニア夫人との間にもうけたバロン君は、2006年生まれの11歳。彼はサッカー好きで、アーセナルのユニフォームを着ている姿が話題にもなった。
そんな彼はDCユナイテッドのユースチームに所属している。
トップチームのFWパトリック・マリンズによれば、「彼はサッカーについてとても詳しいね。DCユナイテッドのことも知っていたし、より知りたいと思っていたよ」とのこと。
株保有&クラブ買収計画
トランプは実業家時代にASモナコの株式を所有していたと言われている。そのモナコの現会長ドミトリー・リボロフレフ氏は、2008年にトランプが所有していたパームビーチのマンションを購入。
その額は9500万ドル(現レートで108億円)で「アメリカ史上最大の住宅販売」とも言われており、今年になってそれが再び話題に上った。
ちなみに、リボロフレフ氏はロシア人。ただ、その関係性が報じられた後、互いの関係者は「2人はこれまで一度も会ったことがない」と説明している。
また、トランプはイタリア人実業家アレッサンドロ・プロト率いるプロト・グループと組んで、アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)やサン・ロレンソ(アルゼンチン)の買収に動いたことあるとか。