セリエAで約10年ぶりとなる凄いプレーがあった。
ボローニャのイタリア代表FWシモーネ・ヴェルディが、クロトーネ戦にて左右両足でフリーキックを決めたのである。
1点目は前半38分。ゴール正面やや右からのフリーキックを左足で蹴ると、GKが一歩も動けない完璧なゴールに!
2点目は前半45分。今度は左寄りからのフリーキックを右足で叩き込んでみせた。
わずか7分でフリーキックで2ゴール、しかも両足で決めるとは!
シモーネ・ヴェルディは1992年生まれの25歳。もとはミランで育成されたアタッカーで、今年イタリア代表にもデビューした。
174cm70kgと比較的小柄ながら、突破力と決定力を併せ持つ。また、両利きといえる選手で、どちらの足でもプレースキックを蹴ることができる。
ただ、ボローニャはこの後に逆転され、2-3で痛恨の敗戦。
これで4連敗となり、ロベルト・ドナドーニ監督は「ヴェルディのFKがありながら、支配していた試合を落とした。4連敗した時によかったなどとは言えない」とお怒りだったそう。