第18回創造アイデアロボットコンテスト県中学生大会(県中学校技術・家庭科教育研究会主催)が5日、佐世保市重尾町の市立広田中で開かれ、生徒たちが自作のロボットで白熱したバトルを繰り広げた。
学習した知識や経験を生かし、技術の向上や学校間の交流を深めようと毎年開催。佐世保、長崎、五島、諫早各市などから計20校、72チームの延べ237人が参加した。
競技は▽歩行ロボットで多くの乾電池を運ぶ「基礎」▽カップの中に多くのボールを入れる「活用」▽自チームの色の筒を棒に積んでいく「応用」▽製作の過程をまとめた映像を流した後に実演などをする「パフォーマンス」-の4部門で実施。
生徒はコントローラーを真剣な表情で操作し、ロボットの出来栄えを競った。審査の結果、全部門で最も優れたアイデアの「ロボコン大賞」には、活用部門で優勝した長崎市立茂木中の「もっちー」が選ばれた。
ほかの各部門の優勝や最優秀賞は次の通り。
パフォーマンス=雲仙市立南串中「Come on T.C.」▽基礎=長崎市立南中「Banana」▽応用=佐世保市立宮中「しこうさく号」