連続転落死事件、初公判は来年1月23日 川崎の老人ホーム

 川崎市幸区の老人ホームで入居者3人が相次いで転落死した事件で、横浜地裁は6日、殺人罪に問われている元職員(25)の裁判員裁判初公判を来年1月23日に開くことを明らかにした。

 1日に開かれた第14回公判前整理手続きで決定した。2回目以降の公判期日は未定。

 起訴状によると、被告は2014年11月から同12月末までの間、勤務先だった介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で、当時86〜96歳の入居者3人をベランダから投げ落とし、出血性ショックなどで殺害した、とされる。

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