神鋼メタルプロダクツ、九州電力向けで不適切品

 九州電力は神戸製鋼所子会社の神鋼メタルプロダクツ(本社・北九州市門司区)から火力発電所に納入されたアルミ黄銅製配管の寸法検査記録の一部に、不適切なデータを記載していたと報告を受けたと発表した。測定を行わず想定値を記載していた事例が部分的にあった。

 当該の配管が納入されたのは大分県大分市の新大分発電所と、北九州市小倉北区の新小倉発電所。当該配管は蒸気を水に戻す復水器の熱交換器用配管として納入されていた。現時点では発電所の安全性に問題はない。

© 株式会社鉄鋼新聞社