VW、パサートに待望のディーゼルモデルを追加導入!世界的に最も厳しい日本の排ガス規制に適合

VW パサート 2.0TDI(ターボディーゼル)※欧州仕様車
2.0TDIエンジン

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、パサートのディーゼルエンジン搭載車「パサート TDI(ティーディーアイ)」シリーズの型式認証を取得し、日本市場への導入を決定した。なお、国内販売は2018年初めを予定している。

近年、日本のディーゼル乗用車市場は拡大しており、2017年上半期では前年同期比で1.2倍、その中でも、ディーゼル車のバリエーションが多い輸入車が注目されている。

ディーゼル車が伸びている背景には、経済性(燃油代)、パワフルな走り、環境への貢献(低いCO2排出量)などへの理解が広がり、今後も一定の需要が見込まれている。

今回導入される2リッター ターボディーゼル「TDI」は、排ガス後処理システムに酸化触媒、SCR(尿素式選択還元触媒)、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)を採用することで、世界的に最も厳しいとされる日本のポスト新長期排ガス規制に適合している。

この最新のTDIを搭載して導入するパサートは、セダンとステーションワゴンの2つのボディタイプがあり、国内販売するフォルクスワーゲンの中では上位に位置するモデル。

パサートは、2015年7月の導入以降、ひとクラス上の競合車を凌駕する居住性や快適性、将来の自動運転に向けた数々の高度運転支援システムや安全、快適装備を装備している。

また、次世代パワートレインとして注目されている PHEV(プラグインハイブリッド)をラインアップに持つなど、フォルクスワーゲンの先進技術を満載したモデルシリーズである。

VGJでは、パサートにTDIモデルを追加導入することで、ディーゼル車に関心が高いユーザーの要望に応えていくとしている。

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