ルノーがアルピーヌ・ジャポンを新設…2018年に新型スポーツカー「A110」発売

アルピーヌ A110

ルノー・ジャポンは、「アルピーヌ」ブランドモデルの日本における輸入販売事業を行うため、ビジネスユニット「アルピーヌ・ジャポン」を、10月に新設したと発表した。

アルピーヌ・ジャポンは、セールス、マーケティング、サービス等のオペレーションはルノー・ジャポンに委託し、事業を行う。

すでにアルピーヌブランドで発売が決定しているのは、ジュネーブモーターショー2017で世界初公開された新型2シータースポーツカー「A110」だ。

往年の名車と同じ「A110」の名称を継承し、低く流れるようなボディや丸みのあるボンネット、丸形2灯ヘッドライトなど、オリジナルのアルピーヌ A110を連想させるエクステリアを持つ。

アルピーヌ A110

新型アルピーヌ A110は、全長x全幅x全高:4178x1798x1252mmというコンパクトなボディが特長で、オリジナルのA110同様に空力性能にもこだわった。軽量かつ強靭なアルミフレーム・ボディと、ミッドシップに搭載された1.8リッター4気筒ターボエンジンの組み合わせは、俊敏な運動性能とともに、停止状態から時速100kmに到達するのに約4.5秒という加速能力を発揮するという。

新型アルピーヌ A110は、まず「A110 プレミアエディション」が2017年末までにフランスなどで台数限定の発売を開始。その後通常モデルをリリースし、2018年には右ハンドル仕様も追加。日本やイギリスでも展開していく販売計画を既にジュネーブモーターショー時点で明かしていた。

こうした中、アルピーヌ・ジャポンでは2018年明けにも商品および販売に関する発表を行うとしている。

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