警察犬指導士、後継者足りず 県内54%高齢者

嘱託警察犬指導士を目指す若手を指導する鬼島三郎さん(左)=国富町田尻

 県内で嘱託警察犬の出動要請が増加する中、警察犬指導士の過半数は高齢者が担っている。県警が本年度嘱託した26人のうち、14人が65歳以上で、70代も5人いる。足場の悪い場所での活動もあるため、「業務がきつくなった」との声も上がり、後継者の育成が課題となっている。

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