個人情報記載の台帳誤送付 川崎市

 川崎市は8日、中原区高齢・障害課が、氏名や住所、生年月日、障害名、家族状況などの個人情報が記された「身体障害者更生指導台帳」を誤って別の市民に送付したと発表した。

 同課によると、7日午前、別の障害福祉関連の書類を受け取った市民から「別人の書類が同封されている」と市に連絡があった。2日に担当職員が課内の共有プリンターで書類を出力した際、別の職員が出力した指導台帳が紛れ込み、中身を確認せずに封入したことが原因という。

 同課は両者に謝罪し、「今後、出力や封入の際は確実に書類内容を確認し、個人情報の取り扱いに十分注意する」としている。

© 株式会社神奈川新聞社