ラテン音楽に興味津々 サルサ楽団の伊波さん、児童に指導 川崎

 ラテン音楽のサルサ楽団「オルケスタ・デ・ラ・ルス」の伊波淑(いば・よし)さんが8日、川崎市多摩区の市立中野島小学校を訪れ、1〜5年生約700人にラテンのリズムや楽器について教えた。かわさきジャズ2017(10〜19日)の人材育成プログラムの一環。

 伊波さんは、世界地図でキューバの位置を説明した後、二つの太鼓をつないだボンゴや、ヒョウタンの外側に刻みを入れて棒でこするギロなどの楽器を紹介した。宮前区のピアニスト福本純也さんのピアノに合わせパーカッションで「マンボ・ナンバー5」やラテン音楽風にアレンジした「もみじ」などを披露した。

 参加した児童らは「マラカスが気に入った。一度鳴らしてみたい」「(ラテン音楽風にアレンジされた)校歌がよかった。一緒に思いきり歌えた」と笑顔で話していた。

 同楽団はアルバムが米国音楽誌ラテンチャート11週連続1位になるなど大ヒット。同ジャズでの公演は、12日午後4時から、カルッツかわさき(3千〜5千円)。

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