早いですが来週前半までに冬支度を

流行語にノミネートされた「線状降水帯」、今年は九州北部豪雨でクローズアップされましたが、近年だけでも関東・東北豪雨や広島の豪雨など、歴史に残る豪雨には毎年のように絡んでいる現象です。
そういった局地的な現象よりも、はるかに長いリードタイムを持って準備ができるもの、それが来週からの冬の到来です。
気象庁から今季初めて、大雪に関する情報が発表されました。初雪もまだの所が多いですが、来週中ごろから、東北~山陰にかけて、日本海側の山沿いを中心に、いきなり季節はずれの大雪のおそれがあります。また、北海道をのぞく全国で、かなりの低温に。この時期の寒さは一時的なことが多いですが、今月下旬にかけての長期に渡る可能性が出てきて、もう計画的に冬の準備を始めた方が良さそうです。

気象予報士・美濃岡 洋子

画像について:10日からの週間天気予報。

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