W杯初Vを市長に報告 高1・戸塚さんスノーボード

 ニュージーランドで9月に行われたスノーボードのワールドカップ(W杯)第1戦男子ハーフパイプ(HP)で、初出場ながら優勝に輝いた光明相模原高校(相模原市南区)1年の戸塚優斗さん(16)=横浜市旭区=が9日、相模原市役所で加山俊夫市長に喜びを報告。平昌冬季五輪出場に向け、今後の健闘を誓った。

 W杯は12月に第2戦(米国)、第3戦(中国)が予定されるなど来年1月までに4戦ある。

 同校の井上正明理事長らとあいさつした戸塚さんは、少し緊張気味。加山市長から「(W杯は)残り4戦あるので、無理しないで戦ってください」などと声を掛けられ、功績をたたえた「称(しょう)讃(さん)の楯(たて)」を手渡されると、笑顔を見せた。

 第1戦は、ソチ五輪銀メダリストの平野歩夢選手らを抑えた活躍で、海外の選手と対戦したのも初体験。取材に対し、戸塚さんは「4〜5メートルの高さが出るなど、きれいにまとまり、自信につながった。残りの4戦に向けて良い流れができたと思う」と話した。

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