一足早く“雪化粧” ざる菊が最盛期に

 二宮町川匂の善波保雄さん宅で一般公開しているざる菊が、最盛期を迎えている。直径1メートルほどに成長した約400株が咲き誇り、白い花が雪化粧のように園内を彩っている。

 酪農で使用してきた放牧地に2004年からざる菊を植えてきた善波さん。クリーム色から白、ピンク、赤と移ろいゆく花を見ようと、町内外から散策客が連日足を運んでいる。ほぼ満開となった9日は白色。善波さんは「15日頃には次第に赤くなっていく。深まる秋とともに表情を変える花を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

 善波さんの農園などで採れた野菜の直売も併催している。入場無料。国道1号「川匂神社入口」交差点から徒歩5分。問い合わせは、善波さん電話0463(72)1312。

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