銀座に〝純金のクリスマスツリー〟、田中貴金属ジュエリーがお披露目 ウィーン金貨2017枚で製作

 銀座の冬の風物詩となっているGINZA・TANAKA(田中貴金属ジュエリー)のゴールドクリスマスツリーが9日、銀座本店(東京都中央区)でお披露目となった。今年は西暦にちなみ、2017枚の金貨(純金約63キロ、3・5億円相当)を使用。同社が製作した貴金属ツリーの中でも過去最高重量の純金が用いられた。クリスマスシーズンに合わせ、銀座本店1階に12月25日まで展示される。

 ツリーには、オーストリア造幣局が発行する「ウィーン金貨ハーモニー」の1オンス金貨を2016枚、ツリートップに20オンス金貨を1枚使用。四角錐状の透明なアクリル製の土台に金貨を1枚ずつ手作業でセットし、トップには星のモチーフのオブジェを飾った。ツリーを支える土台部分は、ウィーン楽友協会の黄金の間をイメージし、金貨が光を受けて輝くように回転式となっている。

 同社は、2005年から毎年、貴金属を使用した豪華なクリスマスツリーを製作し、銀座本店に展示している。

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