手作り商品に骨董も パシフィコ横浜でイベント開催

 横浜市西区のパシフィコ横浜で10日、手作りをビジネスにするクリエーターや企業が集まるイベント「ハンドメイド・メイカーズ2017」と、アンティークを展示即売する「横浜骨董(こっとう)ワールド」が始まった。どちらも12日まで。

 ハンドメイド・メイカーズは、日本ホビー協会の主催。ハンドメードの品物を販売する個人や企業による約600のブースが並び、個性豊かなアクセサリーや雑貨、衣料品、食品などを求めるハンドメード好きの来場者でにぎわった。手芸を中心にさまざまなワークショップも行われ、多くの人が物作りを楽しんだ。

 クリエーターと企業による共同の物作りを評価する第1回MAKER‘S AWARDには、ソーイング作家の伊藤みちよさん=横浜市=が横浜捺染(なっせん)の職人集団「ギルダ横濱」とのコラボレーション活動で最高賞に選ばれ、授賞式が行われた。

 隣の展示ホールで開催されているのが、日本最大級の骨董フェア「第32回横浜骨董ワールド」(横浜骨董ワールド事務局主催)。陶磁器やアクセサリー、ガラス、人形、玩具、版画など幅広い分野にわたって、約250社のディーラーが出展。意中の品物を熱心に品定めする人々が見られた。

 入場料は、ハンドメイド・メイカーズは1200円、横浜骨董ワールドは1000円で、どちらも期間中有効。入場時に渡される半券や冊子の提示で、相互割引がある。問い合わせ先は、ハンドメイド・メイカーズ運営事務局電話03(5206)5499、横浜骨董ワールド事務局電話090(8874)2444。

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