箱根町で木々の葉が色づき、観光客らの目を楽しませている。
箱根美術館（同町強羅）に植えられている２００本のもみじの紅葉は、現在六分ほど。同館によると、例年は１１月中旬ごろにかけて一斉に赤く染まる。ことしは１０月の長雨の影響でまばらながら、緑や黄色も一緒に楽しめる。来週末にかけてピークを迎えるという。
横浜市保土ケ谷区から友人と訪れた主婦（７１）は「緑と赤のコントラストがすごくきれいだった」と笑顔だった。
町観光課によると、標高差が約５００メートルある同町では紅葉の見ごろが地域ごとに異なるという。同町強羅では１１月中旬、同町湯本では同月下旬にかけて見ごろを迎える見通し。
