少女の訴え耳傾けて 「居場所ない」現状を講演 逗子

 居場所のない女子中高生らを支援する一般社団法人「Colabo」代表で、自身も中高時代に夜の街をさまよう生活を送った仁藤夢乃さんの講演会が来月10日、神奈川県逗子市の逗子市役所で開かれる。

 「すべての少女に衣食住と関係性を」と題し、安心できる居場所の大切さや、女子高生らにマッサージなどの親密な接客をさせる「JKビジネス」が広がる現状を語る。家庭の事情で家に帰れなかった自身の経験や、同法人代表として夜間の巡回やシェルターでの一時保護といった支援活動を踏まえ、大人にできることを考える。市市民協働課の主催。

 市役所5階会議室で午後2時〜同3時半。先着80人。事前申し込みが必要。申し込み・問い合わせは、同課電話046(873)1111(内線268)。

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