迫力の妙技に歓声 厚木で大道芸

 厚木市内のにぎわいの起爆剤にしようと、「あつぎ国際大道芸」(同市主催)が11日、始まった。初日は小田急線本厚木駅北口広場で、火を付けたたいまつを使ったジャグリングなどが演じられ、集まった観客を楽しませた。12日まで。

 炎のジャグリングを演じたのはPerformer SYO!(パフォーマー ショウ)さん。軽妙な話術で笑いを取りながら、長さ1メートルほどのたいまつの両端に火を付け、別の2本の棒でたいまつを自在に操って炎のリングを描き出した。短いたいまつを3本、4本、5本と増やしていったり、たいまつとエンジンをかけたチェーンソーなどでジャグリングする、迫力あるパフォーマンスを見せた。

 最後は垂直に立てた長い棒によじ登り、棒の先端で片手にたいまつを持ったまま、片手で体を水平に支えて回転する妙技を披露し、盛んな拍手を受けた。

 駅周辺に12の会場が設けられ、2日間で35組のアーティストがアクロバット、コメディー、チョークアートなどさまざまなパフォーマンスを繰り広げる。午前11時〜午後6時。問い合わせは市商業にぎわい課電話046(225)2834。

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