《銀座》「映画の未来へ」多種多様な25作品 18日から東京フィルメックス

園子温監督「東京ヴァンパイアホテル 映画版」

 今年もまた世界の刺激的な映画に出合える幸せな9日間がやってくる。第18回となる東京フィルメックスが18日から26日まで、東京・有楽町朝日ホールなどで開催。「映画の未来へ」をテーマに、若手の最新作など多種多様な25作品がスクリーンを彩る。

 アジアの新進作家がしのぎを削るコンペティション部門には9作品が登場。キルギス、インドネシアからの初参戦のほか、フィリピン、台湾、中国に加え、日本からは五十嵐耕平監督がフランスのダミアン・マニヴェル監督と共同で手がけた「泳ぎすぎた夜」が出品される。審査にはドキュメンタリー作家の原一男監督を委員長とする5人が当たり、賞金100万円の最優秀作品賞などを選出する。

 また特別招待作品としては、原監督の3時間半を超える新作「ニッポン国vs泉南石綿村」や、連続ドラマを特別編集した園子温監督の「東京ヴァンパイアホテル 映画版」、昨年他界したイランのアッバス・キアロスタミ監督の遺作「24フレーム」といった貴重な作品がそろった。

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