加藤総業が山形県産業賞 風力発電事業で先導的役割

 山形県産業の振興発展に貢献した個人や企業に贈られる山形県産業賞に、山形県庄内地区の建設資材商社で風力発電事業を手掛ける加藤総業(本社・山形県酒田市、社長・加藤聡氏)が選ばれた。

吉村知事から加藤社長(左)に賞状が贈られた

 山形市の文翔館でこのほど行われた贈呈式には、加藤社長と海藤俊和取締役が出席。山形県の吉村美栄子知事は式辞で「加藤総業は建設資材を取り扱う地場商社として地域の街づくりを支えるとともに、本県の風力発電事業において先導的役割を果たし、再生可能エネルギー事業の発展に尽力された」と述べ、同社の貢献を称えた。

 贈呈式後、加藤社長は「2009年に風力発電事業を立ち上げた当時は、新しい分野への大きなチャレンジとなった。先導的役割を果たしたとの評価をいただき大変うれしく思う。この受賞を励みに社員と喜びを分かち合うとともに、より一層地域の発展に貢献できるよう努めていきたい」と喜びを語った。

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