五輪旗とパラ旗 長崎に到着

 2020年東京五輪・パラリンピックへの機運を高めようと全国を巡回している五輪旗とパラリンピック旗が本県に到着し、引き継ぎ式が11日、長崎市油木町の県立総合体育館であった。13、14両日に長崎市民会館玄関ロビーで展示後、12月7日まで県内計11カ所で巡回展示する。

 両旗は昨年、リオデジャネイロから東京都に引き継がれた。東京都や日本オリンピック委員会などは、昨年10月から19年3月まで両旗が全都道府県を回る「フラッグツアー」を実施している。

 この日は、リオデジャネイロまで3大会連続で五輪に出場した陸上男子競歩の森岡紘一朗さん=諫早市出身=が引き継ぎ役を務め、「2020年まで3年を切った。みんなで協力して盛り上げていこう」とあいさつ。県体育協会の荒木健治理事長と県障害者スポーツ協会の土岐達志会長が森岡さんからそれぞれ旗を受け取り、大きく振って会場を盛り上げた。

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