低気圧や前線の影響で、西日本は14日昼過ぎにかけて、東・北日本は夕方にかけて雨の所が多く、雷を伴い強く降る所もある見込み。落雷や突風、急な強い雨に注意が必要だ。

　14日午後は、北海道の西にある低気圧からのびる前線が、西日本から北日本を通過し、日本海側を中心に大気の状態が不安定となる。四国や近畿は昼過ぎにかけて、東・北日本は夕方にかけて雨が降りやすい予想で、北陸や東北日本海側、北海道では雷を伴う所がある予想だ。引き続き、落雷や突風、短時間の強い雨に注意が必要となる。

15日は冬の天気分布　週末は本格的な寒さ

　あす15日(水)、日本付近は冬型の気圧配置となり、北日本を中心に上空に寒気が流れ込む見込み。北陸から北の日本海側を中心に雨や雪で、北海道では降雪や風の強まりに注意が必要だ。

　16日後半には冬型の気圧配置は緩むが、17（金）から18日（土）に発達する低気圧が日本付近を通過したあとは、今シーズン一番の強い寒気が南下し、西日本の平地でも雪の降る可能性が出てきた。

　19日（日）の最高気温は、大阪や広島で9℃、福岡でも10℃と真冬並みが予想される。本格的な寒さとなるため、冬支度や体調管理に対して注意が必要だ。また、雪が降りやすい本州の山沿いや北日本は、積雪に対する備えも必要となる。