今季最終戦はゲストも多数。スーパーGT第8戦もてぎ トピックス

 11月11〜12日にツインリンクもてぎで行われたスーパーGT第8戦。今季の最終戦としてタイトル争いをはじめ大いに盛り上がったレースとなったが、すでに記事でお届けしたDTMドイツツーリングカー選手権来日のほかのトピックスをお届けしよう。

●DTMとスーパーGTの交流はいろんな場所で

 今回のスーパーGT第8戦もてぎで、大きなトピックスとなったDTMドイツツーリングカー選手権車両3台の来日。デモランの様子、ピットウォークやキッズウォークに登場した様子は記事をご覧いただきたいが、それ以外にもグリッドでもスーパーGTとの交流が見られた。

●TRUMEカラーに変身したEpson Modulo NSX-GT。チームに時計贈呈

 スーパーGT第8戦もてぎで、セイコーエプソンの腕時計『TRUME』のスペシャルカラーのとなったEpson Modulo NSX-GT。公式予選後、TRUMEの腕時計がチームの中嶋悟監督、松浦孝亮、ベルトラン・バゲットにプレゼントされる贈呈式が行われた。クールな印象の時計に、ドライバー、中嶋監督もご満悦の様子だった。

●ハッピーバースデー@もてぎ

 予選日のキッズピットウォークでは、誕生日パーティも。予選日が誕生日だったカルソニックIMPUL GT-Rは、ニッサンドライバー集結で祝福。また、エヴァRT初号機 Rn-s AMG GTのピットでも10月28日生まれの植田正幸監督の誕生日パーティが行われた。全日本F3ではいまだ現役の植田監督のもとには、B-MAX Racing Teamの組田龍司代表も祝福に訪れている。

●新旧はたらくNSX

 決勝日には、パレードラップに登場した栃木県警察のホンダNSXのパトカーが登場し、スーパーGTのセーフティカーである新型NSXとの競演が実現した。ランプ装着の新旧『はたらくNSX』のそろい踏みは、なかなかレアな光景になったのでは!?

●祝! 100戦達成

 決勝日の朝には、ニスモにスポンサードを開始して100戦を迎えるオーテックジャパン、そして参戦100戦を越えたD’station Porscheの藤井誠暢、フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rのジョアオ-パオロ・デ・オリベイラが100戦越えの『グレーデッドドライバー』として表彰された。

●DTM以外にもゲスト来訪

 今回のレースには、DTM一行以外にも“訪問者”が。Hitotsuyama Audi R8 LMSの柳田真孝のもとを訪れたのは、柳田が今季参戦した韓国のCJスーパーレースで所属した、アトラスBXチームのオーナードライバー、スティーブン・チョウ選手と、チームのメカニックを務めるピョンさん、チャンさん。ふたりのメカは、かつてニスモでスーパーGTを戦った経験もあり、日本語もバッチリ。チームとの再会を楽しんでいた。

 また、JLOCのショップチャンネル ランボルギーニ GT3のグリッドを訪れたのは、栃木県議会の小林幹夫議長、栃木県産業労働観光部の須賀憲夫国際部長、経済同友会の多田幸雄代表幹事特使。さまざまな付き合いのなかでのプライベート訪問とのことだ。

●まさにド迫力。もてぎにF-2飛来

 決勝直前にスーパーGT第8戦もてぎを盛り上げたのは、航空自衛隊松島基地のF-2戦闘機による歓迎フライト。もてぎ上空に飛来したF-2は、一気に上空へ旋回した後、さまざまなアクロバティック飛行を展開。多くのファンがその迫力に圧倒された。

レース前には松島基地所属のF-2戦闘機が歓迎フライトを実施
レース前には松島基地所属のF-2戦闘機が歓迎フライトを実施

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