日本付近には強い寒気が流れ込んでいる影響で、きょうは北日本や北陸を中心に雪となり、強まるところもある予想となっている。また、西日本や東日本の山地でも積雪となるところがある見込み。全国的に気温はきのうより低くなり、北風が冷たく感じられそうだ。
きょうは冬型の気圧配置となり、北日本や北陸の上空およそ5000メートル付近にはこの時季としては強いー30℃以下の寒気が流れ込んでいる。
北日本や東日本、西日本の日本海側には寒気に伴う雲がかかっていて、けさは北日本を中心に雪となっているところがある。
午前5時現在、北海道上川地方の幌加内町では16センチ、後志地方の赤井川村と青森県青森市酸ケ湯で13センチの積雪となっている。
12月並みの気温の所も
このあとも北日本や北陸は雨や雪となり、西日本や東日本も標高の高いところでは雪の積もるおそれがあり、長野県の北部と中部では平地でも積雪が予想されている。車の運転や路面の凍結に注意が必要となる。
また、北陸を中心に大気の状態が非常に不安定になっているため、落雷や竜巻などの突風、急な雨や雪の強まりにも注意が必要。
きょうは全国的に北寄りの風が強く吹き、晴れる太平洋側でも風の冷たい一日となりそうだ。最高気温は全国的にこの時季としては低く、名古屋で12℃、大阪で13℃など、12月上旬から中旬並みのところが多い見込み。
特に新潟や長野はきのうより5℃以上低く9℃くらいで、旭川は2℃、札幌は4℃の予想。昼間も暖かくして体調を崩さないように心掛けたい。
週末はさらに強い寒気
週末にはさらに強い寒気が流れ込むため、西日本などで真冬並みの寒さが予想される。暖房器具や衣類の準備、冬タイヤへの交換は早めにしておくとよさそうだ。
