看護師の自覚胸に 横須賀市立専門学校で戴帽式

 横須賀市立看護専門学校(同市上町)に4月に入学した14期生38人の戴帽式が16日、市文化会館(同市深田台)で行われた。

 約半年間の基礎学習を終えた1年生に看護師となる自覚を促すための儀式。同校教員から女子学生はナースキャップを、男子学生は腕にワッペンをそれぞれ授与されると、初々しい笑顔を見せた。

 その後、近代看護教育の創始者、ナイチンゲールの像に持たせたろうそくから聖火を全員が受け取り、「信頼される看護師になれるよう初心を忘れず、笑顔で接し、心に寄り添い続けることをこの灯に誓います」と宣誓した。

 大澤章俊校長は「ナースキャップをいただく意味は重い。看護師として医療の担い手となることを期待する」と話した。

 14期生は今後、市内の病院や福祉施設で実習を行う。

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