北メディア「朝鮮半島、険悪な戦争局面に瀕す」

北朝鮮の内閣機関紙・民主朝鮮は19日、米海軍と韓国海軍が合同演習を行ったことを非難する署名入りの論評を掲載した。

米韓両軍は、今月11日から14日にかけて、日本海で合同演習を行った。演習には、米海軍の原子力空母3隻が参加し、韓国海軍もはじめて参加した。

論評は、「米国とかいらい好戦狂らの連合海上訓練は老いぼれ狂人トランプの南朝鮮訪問以後に強行された軍事的挑発行為として朝鮮半島の情勢激化の主犯が果たして誰であるかを世界の面前で再度はっきりと示している」と述べた。

また、「こんにち、朝鮮半島が険悪な戦争局面に瀕し、この地に核戦争の黒雲が濃く漂っている根本原因はほかならぬ米国の時代錯誤の対朝鮮敵視政策と戦争挑発策動のためだ」と強調した。

さらに、「朝鮮半島の情勢を故意に緊張させる張本人である米国とそれに阿諛屈従し、宗主との軍事的共謀・結託強化に執着するかいらいの北侵戦争野望はいつになっても変わらないということをはっきりと実証している」と述べた。

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