北は低温・南は高温 両極端な状態に 異常天候早期警戒情報

高温や低温に関する異常天候早期警戒情報が発表されている地域。出典=気象庁ホームページ

けさの北海道は、全域で気温が氷点下まで下がるなど冷え込みが強まった。勇払郡占冠村や北見市など7地点で-15℃を下回り、日中も気温が氷点下のところが多くなっている。
 
 北海道では、23日(木・祝)頃はいったん気温が上がる予想だが、今後1週間は平年より気温の低い日が多い見込み。特に、25日(土)からの1週間ほどは、再び強い寒気が流れ込む影響で、気温が平年よりかなり低くなりそうだ。このため、札幌管区気象台は北海道に「低温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。なお、先週発表の1か月予報では、北海道の日本海側は12月17日までの降雪量が平年より多い予想なので、引き続き低温とあわせて雪の降り方にも注意が必要だ。
 
 一方、沖縄は夏以降、気温の高い状態が続いている。ここ1週間ほどは気温が平年並みに近づき、きのう19日は25℃以上の夏日の地点はなかった。今後も、25日(土)頃までは気温が平年より低い予想だが、その後は再び高くなる見通し。26日(日)からの1週間は、かなり高くなる可能性があるとして、沖縄気象台は「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理等や、今後の気象情報に注意するよう呼びかけている。

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