防災連携へ研究集会 23日神奈川大

 災害への備えに力を入れている県内の団体や学校、企業などをつなぐ「かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク」(代表・荏本孝久神奈川大教授)の研究集会が23日、横浜市神奈川区の神奈川大横浜キャンパスで開かれる。各団体などからの事例発表を踏まえ、今後の連携強化の在り方を探る。参加無料。

 横浜、川崎、相模原、平塚などから自主防災組織やボランティアグループ、小学校、企業の防災連絡会などが参加し、それぞれの活動内容を発表。自治体の取り組みや大学間連携に関する報告も予定している。

 ネットワーク発案のきっかけとなったのは、県内の防災関連団体を把握するため、荏本教授らが3年間かけて取り組んだ研究プロジェクト。集会をきっかけに連携を広げ、各団体が活動の現状や課題を共有することで、地域防災力の強化につなげる。

 午後1時半〜5時。会場は1号館。問い合わせ・申し込みは、防災&情報研究所電話03(3249)4120。

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