リーガ・エスパニョーラ公式が19日、同サイトのInstagramで12年前の「伝説のエル・クラシコ」を回想し話題を呼んでいる。
同日更新したInstagram内で「2005年のこの日」と綴り、2005年11月19日にサンティアゴ・ベルナベウで開催されたレアル・マドリードとバルセロナの伝統の一戦を振り返ったリーガ公式。この試合では、当時世界最高の選手と言われていたロナウジーニョが圧巻のパフォーマンスを披露した。「ロナウジーニョがベルナベウと世界を驚愕させた」として、彼のゴールシーンを動画で改めて紹介。わずか半日程度で、動画は10万回以上再生されている。
サミュエル・エトーの先制点で前半をリードして折り返し迎えた58分、左サイドでドリブルを仕掛けたロナウジーニョは、当時19歳だったセルヒオ・ラモスのスライディングをかわしてエリア内へ侵入。イバン・エルゲラもあっさり抜き去り内側へ切り込むと、右足でシュートをゴールへ突き刺した。さらに79分、ロナウジーニョは上半身のフェイントで再びラモスを置き去りに。そのままGKと1対1になり、落ち着いてゴールへ流し込んだ。あまりのプレイに、レアルサポーターがスタンディングオベーションをするほどであった。
12年経った現在も、当時の「ロナウジーニョ劇場」は全く色あせない。この伝説はいつまでも語り継がれていくことになるだろう。
［スタメン］
レアル・マドリード
GK：カシージャス
DF：サルガド、セルヒオ・ラモス、エルゲラ、ロベルト・カルロス
MF：ベッカム、パブロ・ガルシア、ロビーニョ、ジダン
FW：ラウール、ロナウド
バルセロナ
GK：ビクトル・バルデス
DF：オレゲール、プジョル、マルケス、ファン・ブロンクホルスト
MF：エジミウソン、シャビ、デコ
FW：メッシ、エトー、ロナウジーニョ
［スコア］
レアル・マドリード 0-3 バルセロナ
［得点者］
バルセロナ：エトー（14）、ロナウジーニョ（58、79）
参照元：公式Instagram
