出場機会に不満のアセンシオ ペレス会長に直談判

レギュラーの座を確保できていないアセンシオ(20番) photo/Getty Images

マジョルカやエスパニョールへのローン移籍を経て、2015-2016シーズンにレアル・マドリードに復帰したマルコ・アセンシオ。今季のスーペル・コパ・デ・エスパーニャ(バルセロナ戦)で2試合連続ゴールを挙げるなど好調を維持していた同選手だが、リーガ・エスパニョーラ第3節から第8節にかけて無得点に終わったことから、状態を不安視する声が散見されている。

こうした状況のなか、同選手が同クラブ退団を検討していることが英『TRIBAL FOOTBALL』で話題に。ベンチスタートが多い現状に苛立ちを募らせた同選手が同クラブのフロレンティーノ・ペレス会長に対し、不満を吐露。同会長にむけて退団をほのめかしたほか、この現状に目をつけたチェルシーが早くも同選手の獲得に乗り出したという見解が同メディアで示された。

18日に行われた同リーグ第12節(アトレティコ・マドリード戦)でベンチスタートとなるなど、レギュラーの座を確保できているとは言い難いアセンシオ。直近のリーグ戦5試合で2得点と復調の兆しを見せているだけに、今後も冷遇起用が続けば前述の噂が現実のものとなる可能性も無きにしも非ずだろう。ジネディーヌ・ジダン現監督のマネジメントに注目が集まる。

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