春高バレー聖和女県代表に

 バレーボールの第70回全日本高校選手権県大会最終日は23日、大村市のシーハットおおむらで男女の準決勝、決勝が行われ、女子は聖和女学院が20年ぶり3度目、男子は大村工が8年連続15度目の優勝を飾った。両校は全国大会(来年1月4~8日・東京体育館)に出場する。組み合わせ抽選会は12月3日、東京で実施される。

 女子決勝の九州文化学園-聖和女学院は、九文がWS桑岡、MB吉田の活躍で第1、2セットを29-27、25-18で先取。第3、4セットは聖和がMB田口のブロック、WS宮田の強打などで、25-19、25-17で取り返した。最終セットは一進一退の攻防となり、聖和がセッター加藤のサーブ、田口のブロックで抜け出し15-13。セットカウント3-2で大接戦を制した。通称「春の高校バレー」と呼ばれる今大会で、九文が全国切符を逃したのは1989年度以来。

 男子決勝の大村工-鎮西学院は、第1セット、鎮西学院がWS永尾のスパイク、OP高柳のサーブなどでリード。その後、大村工がMB杉山、WS吉田のブロックなどで逆転し、25-21で先取した。第2、第3セットは大村工のOP東、MB川添らが多彩に攻めて25-16、25-17で連取し、ストレート勝ちした。

【編注】OP高柳の柳は、木ヘンに却の去が夕

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