VW、ホットな走りが楽しめるPHEVモデル「新型ゴルフGTE」を発売

VW ゴルフ GTE

フォルクスワーゲングループジャパンは、PHEVモデルの新型ゴルフGTEを10月19日から発売した。

価格(消費税込)は469万円で、クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金20万円が交付される。

新型ゴルフGTEは、MQBを用いた新型ゴルフをベースにしたスポーティなPHEVモデルで、高効率な1.4リッター TSI(ガソリン直噴過給エンジン)と強力な電気モーターを統合したPHEVシステムを採用した。

新型ゴルフGTEは、スポーツモデルのGTファミリーである証として、新型ゴルフGTIと同形状のフロントバンパーに変更するとともに、e-モビリティファミリーであることを示すC字型のLEDランプを取り入れた。

また、内外装にe-モビリティのイメージカラーであるブルーの挿し色を入れるなど、統一感のあるデザインとした。

VW ゴルフ GTE

新型ゴルフGTEは、1.4リッターTSIエンジンと駆動用リチウムイオンバッテリーを組み合わせ、エンジン最大出力150馬力/最大トルク250Nmを発生、電気モーターは109馬力を発生。ハイブリッド燃費は19.9km/L(Jc08モード)となる。

充電は200Vの普通充電に対応し、1回の満充電でEVとして45km走行することができる。駆動用バッテリーが無くなっても、システムが速やかにエンジン走行モードに切り替わることで、ハイブリッド車の大きな魅力である長距離走行と優れた低燃費性能を両立させた。

トランスミッションは6速DSGを搭載し、GTファミリーとしてのホットな走りも楽しめる。

なお、走行モードは、下記の5つを用意した。

・Eモード:電気モーターで45kmのEV走行が可能

・ハイブリッド:エンジンと電気モーターを駆使して最適な燃費で走行

・バッテリーホールド:駆動用バッテリー充電量を一定に保つために再充電しながら走行

・バッテリーチャージ:駆動用バッテリーを優先的に充電する走行モード

・GTEモード:アクセル反応、変速ポイント、ステアリングのアシスト量がスポーティになり、TSIエンジンと電気モーターが同時に作動して、システム最大出力を発生

また、新型ゴルフGTEは新型ゴルフ同様に、下記の自動運転を見据えた運転支援システムと先進・安全装備を搭載している。

・渋滞時追従支援システム"Traffic Assist"

・プリクラッシュブレーキシステム"Front Assist"(歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキ機能付)

・アダプティブクルーズコントロール"ACC"(全車速追従機能付)

・レーンキープアシストシステム"Lane Assist"

さらに、新型ゴルフGTEは、「Volkswagen Car-Net」による各種モバイルオンラインサービスが受けられる。

Apple CarPlayやAndroid Autoなどに対応する“App-Connect”は、スマートフォンとインフォテイメントシステムの接続を容易にしてテレマティクス機能“Guide&Inform”を利用すると、オンライン充電ステーション検索など最新の情報に基づくナビゲーション案内が受けられるほか、EV生活に欠かせない予約充電なども行えるEV/PHEV専用サービス“e-Remote”に対応する。

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