アロンソ「2018年はマクラーレンとレッドブルがF1王座をかけてハミルトンに挑戦する」と“楽観的”予想

 フェルナンド・アロンソは、2018年シーズンに向けて楽観的な見方をしており、F1世界タイトルをルイス・ハミルトンやレッドブルのドライバーふたりと争うことになるかもしれないと語った。

 来季F1で誰がライバルになると思うかとSky Sportsから聞かれたアロンソは、マクラーレン・ルノーはチャンピオン候補としてメルセデスやレッドブルと戦えるとの考えを示した。

 アロンソは、ハミルトン、マックス・フェルスタッペン、ダニエル・リカルドを最大の競争相手とみなす一方で、フェラーリをトップグループから外している。

「僕自身をこのトップグループに入れよう」。Sky Sportsから来年のチャンピオン候補の序列を尋ねられて、アロンソは述べた。

「来年がトップグループにカムバックする年になるだろうと、僕らはとても楽観的に考えているんだ」

「(同じトップグループに)今年の世界チャンピオンのルイスを入れる。マックス、ダニエルもそうだ。そして、第2グループにこの3人(キミ・ライコネン、バルテリ・ボッタス、セバスチャン・ベッテル)を入れる」

 2度世界タイトルを獲得した経験を持つアロンソは、数々の偉大なF1ドライバーたちと比較してハミルトンはどういう位置にいると思うかと聞かれ、「最高のドライバーのひとりだと思う。彼は今や4度の世界チャンピオンだ」と答えた。

「確かにメルセデスでの直近3度のタイトルは優位なクルマでのものだったから、多少は簡単だったろう」

「それでも彼は最高のドライバーのひとりだ。僕がそう思うのは、彼はマクラーレンで厳しい時期を過ごした経験があり、そういう時でも最高のパフォーマンスを発揮し、勝つ力のないクルマで優勝したからなんだ」

「彼はこれほどの成功に値するドライバーだ。なぜなら常に最高レベルで自分の力を発揮してきたからだ」とアロンソは、かつてマクラーレンでチームメイトだったハミルトンの目覚ましい業績について高く評価した。

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