本県、労働力不足深刻 建設など求人4倍超 16年度

 県内で労働力の不足感が強まっている。宮崎労働局は2016年度の県内主要170職種の求人・求職状況を調査した結果、7割の121職種で有効求人倍率が前年度に比べ上昇したことが分かった。特に建設業関連や林業、介護、タクシー運転手など12職種は求人倍率が4倍以上を記録し、圧倒的な「売り手市場」になっている。17年度速報値(4~9月)も傾向は続いており、深刻な人手不足に歯止めがかからない状況だ。

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