【私鉄に乗ろう 28】 錦川鉄道錦川清流線 その5

森の中を通って行きます。

河山駅。左に元の貨物ヤードが広がっています。

島式ホームの反対側の線路は切断されています。駅舎がありますが無人駅です。1960年(昭和35年)に岩日線が開業した時は終着駅でした。1963年(昭和38年)錦町まで延伸開業して途中駅になりました。日本鉱業河山営業所から産出した硫化鉄鉱石を搬出する貨物ヤードがあった痕跡の線路が左の方に見えています。駅舎手前には貨物ヤードのポイントを操作した転轍器梃子が見えます。

老夫婦が降りてゆかれました。

駅名標。

復路で撮った写真です。駅舎の横に残る転轍器梃子。

長いトンネルに入ります。

柳瀬(やなぜ)駅です。

ドアが開いたら眼の前に駅名標がありました。アップ過ぎです。

ようやく終点の錦町駅。岩国から60分少々かかりました。

単式ホーム1面1線です。

終端部。この先、路盤がほぼ完成していた様には見えません。

駅名標が手作りっぽいです。

駅舎内、改札口。実は空腹で、右のお土産屋さんにあったカップ麺にお湯を貰って遅い昼食です。(15:30を過ぎています・・・)

駅舎全景。2階に錦川鉄道本社があります。

実は駅前にお食事と描いたお店があったのです、が暖簾が出ていないので食事はできませんでした。

盲腸線ですから、来た線路をそのまま戻ります。復路はNT3001せせらぎ号です。

錦町駅ホームから岩国の方を眺めます。

このまま、またコトコトと錦川清流線に揺られて川西駅で岩徳線に乗り換えて下関に向かいました。緑に溢れた錦川清流線の車窓をお楽しみいただけましたでしょうか。

(写真・記事/住田至朗)

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