住まいづくりフェア 県産材の良さ広くアピール

 県内工務店など7社が出展した「かながわ住まいづくりフェア」が23日、クイーンズスクエア横浜(横浜市西区)で開かれた。約2千人が来場、県産木材などの素材にじかに触れた。

 かながわ家づくりねっと事務局主催、県建築安全協会の特別協力、県森林再生課など後援。自然素材の良さを広くアピールしようと今年初めて開催した。

 会場では、木質耐震シェルターや省エネ住宅など防災や環境に配慮した住まいを紹介。県産木材を使ったカンナ削りなどの体験教室も開かれ、サンキホーム(藤沢市)のブースでは、しっくいプレートに来場者が色付けをした。

 完成品は来年1月4日から県庁で展示(19日まで)した後、返却される。横浜市旭区から来た女性は「いろいろ体験できて、時間を忘れそう」と話した。

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